分野別 初中級者が解くべき過去問精選 100 問 in python(二分探索)

  • はじめに
  • 18. ALDS_4_B - 二分探索
    • 考えたこと
  • 19. JOI 2009 本選 2 - ピザ
    • 考えたこと
  • 20. ABC 077 C - Snuke Festival
    • 考えたこと
  • 21. ABC 023 D - 射撃王 
    • 考えたこと
  • 22. ABC 054 B - ムーアの法則
    • 考えたこと
  • 23. JOI 2008 本選 3 - ダーツ
    • 考えたこと
    • 解いたあと

はじめに

レッドコーダーが教える、競プロ・AtCoder上達のガイドライン【中級編:目指せ水色コーダー!】という記事にある、分野別 初中級者が解くべき過去問精選 100 問python解いている。

今回は、二分探索の6問!

Google Colabに置いたのはこちら。 colab.research.google.com

続きを読む

分野別 初中級者が解くべき過去問精選 100 問 in python(全探索: 順序列探索)

はじめに

レッドコーダーが教える、競プロ・AtCoder上達のガイドライン【中級編:目指せ水色コーダー!】という記事にある、分野別 初中級者が解くべき過去問精選 100 問python解いている。

今回は、全探索:順序列探索の3問!

Google Colabに置いたのはこちら

続きを読む

分野別 初中級者が解くべき過去問精選 100 問 in python(全探索:ビット全探索)

はじめに

レッドコーダーが教える、競プロ・AtCoder上達のガイドライン【中級編:目指せ水色コーダー!】という記事にある、分野別 初中級者が解くべき過去問精選 100 問python解いている。

今回は、全探索:ビット全探索の5問!

Google Colabに置いたのはこちら

続きを読む

勉強もできるのか、勉強しかできないのか

実を言うと最近入籍しました。大学院より前の童貞時代を知る人からは結構驚かれているわけで、若い頃の知り合いであればあるほど強い反応をいただきます。いったい中学生とか高校生のときとか、どんな人間だったのやら。

一つ、そこそこの親戚からいただいたお言葉で引っかかるものがあったので、この文章は、それについてもメモみたいなものです。

あの誰々がねぇ。若いころは勉強しかしていないと思っていたのだけど、普通の青年だったのね。

まあ、親族のなかで私だけ勉強ができることもあるのでしょうが、舐めないでいただきたい。勉強ができる -> 勉強しかしていない脊髄反射するのは違うでしょと。実際、高校は部活漬けだったし、中学も陸上部がなかったから、家に帰ってから河原をひたすら走っていたわけで。もちろん、文化祭や合唱コンに心血を注いでいたのですよ。あと、普通って何だよ。

翻って教訓

  • 「勉強ができる -> 勉強しかしていない」は、まるで真ではない。
  • ステレオタイプ、よくない。
  • それちゃうやろ、ということを言われても脊髄反射で反論しない。

今井むつみ『英語独習法』(岩波新書)を読んだ

なぜこの本を手に取ったか

twitterで読もうかなと、つぶやいている人をみて、この本が出ることを知った。もともと同じく岩波新書の『学びとは何か』や『ことばと思考』を読んでおり、信頼できる認知科学者から英語学習法についての本が出ると知って読まずにはいられなかった。

超訳

自分の中で活かすことができるためには、自分なりの理解=超訳としておかなければならない。本書はスキーマという認知科学で知られている概念を切り口に、効果的な英語の学習法(とその裏にある理屈)を展開している。超訳すると

  1. 英語を使うとき、日本語スキーマが邪魔するせいで英語ができない(=英語スキーマが出来上がっていない。)
  2. 英語ができるという状態は、英語のスキーマができている状態である
  3. スキーマずれを自らが認識するとき、人は一番学ぶ

さらに要約すれば、英語スキーマをなんとかして作ろう、という言葉に尽きるか。ただ、これじゃあ、英語ができるようになろうと言っているのと同じなので、認知科学の知見から分かる効率的な英語学習方が書かれている。*1

知ってよかったことなど

認知科学についてはわりと明るいので、認知科学の言葉で英語ができることとはどういうことか語られていて、自分としては思考が整理されたように思う。もちろんツールという意味ではSKELLを知れただけでも儲けもんだった。COCAとかは知っていたのだけど。SKELLはもっと軽い気持ちで使えそうなところがいい。とりあえずAnkiのデッキに、カードの単語を検索するSKELLのリンクを追加して、気になったタイミングでアクセスできるようにしてみた。

一つ疑問だったのは、SKELLが紹介されて、シソーラスといった辞書の話が出てこないというのは何故なのか、という点。Oxford Learner's Thesaurusなんか、SKELLで実現したいことを同様に果たせるとうに思うのだけど。SKELLの方が例文も多いしWebの力をふんだんに利用できるから、わざわざシソーラスに触れる必要はないということなのかな。ちょうど物書堂さんからOxford Learner's Thesaurusが出て買ったところ(本はすでに持っていた。)なので、シソーラスが触れられていない理由が気になった。

ただ、単に紙面の都合、ということなのかなと思われる。一般的な意味で「辞書」という言葉は登場しているし、スキーマのずれと、その解消という原理原則を理解してもらえれば、シソーラスでもSKELLでも好きなもの使ってくれ、ということなのだろう(し、理屈さえ押さえれば、必ずしも本書の勉強の則る必要はないと書いてあった。)

また、どのレベルを目指す人向けに書かれているのか名言されている点も、真摯だなぁと思わずにはいられなかった。

本書は主に、仕事の場でアウトプットできるレベル、すなわち自分の考えを的確・効率的に表現し、相手に伝えられるレベルの英語力を目指す人に向けて書かれている。(p.15)

あとは、英語が流暢であっても、話す内容に中身がなければ意味ないから、といった考えは、研究者だなぁと共感してしまった。(実力のある大御所日本人が私より下手な英語で発表をしても、中身があるからみんな必死で聞くんだよね。もちろん、もうちょっと英語ができることに越したことはないのだろうけと。)

そのほか、映画を使った学習法は、ほとんど同じことをやろうやろうと思っていてやらずじまいだったので、この本で後押しされたことにして取り掛かりたい。Netflixはclosed captionが尋常じゃないほど充実しているし、何よりLanguage Learning with Netflixとかいうchromeの神extensionがあるのが心強い。

最後に

認知科学に割と明るく*2て、英語学習について悩んでいる人は是非とも読むべき一冊だった。

*1:英語完全上達マップみたいに、この本をこのやり方で何周しろ、みたいな具体的なことは書かれていない。

*2:スキーマ」がなんだかなんとなく理解しているくらい。もちろん、スキーマを知らなくても、この本は読めるようになっています。