『英語リスニングの鬼100則』を勉強した

なぜこの本を勉強しようと思ったか

いわゆる英語の4技能の中で、圧倒的にリスニングが苦手である。なんでみんな英語があんなに聞き取れているのか理解できないことが多々あった。リスニングに関する本はずっと探していたのだけれども、 - 日本語を母語とする人がなぜ聞き取れないのか、聞き取りづらいののかといったことを説明しており - 聞き取りの練習問題がたくさんあり - 専門的なバックグラウンドのある人によって書かれている といった条件を満たす本がないな、と思っていた。しかし、本屋に立ち寄ったところ、上記の条件を満たす本を発見してしまったため、購入して勉強したところ。

勉強してどうだったか

これまで、発音についてはMastering The American Accentをたびたび取り出しては練習してきていたところ。割と細かいところの違いについては忘れていたりしていたので、発音に関する知識の整理にも役に立った。

ディクテーションといったpracticeは基本的に全部行った。発音の練習については、外で勉強していたこともあって割愛している。practiceの正答率は、9割5分くらい。事前に心構えができているので、割と聞き取れていたように思う。100則とあるので、これからは苦手な部分(herの弱形とか)を抜粋して練習したい。

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『Pythonによるアルゴリズム入門』を読んだ

読もうと思った経緯

もともとアルゴリズムについてはなんとなくの知識があり、かつ興味もあった一方で、アルゴリズムと一緒に語られるデータ構造ってなんなのだろうという疑問を持っていた。たまたまipadアプリ「アルゴリズム図鑑」を購入して動かしていたところ、具体的に自分で実装してみたいと考えるようになった。

並行して勉強している言語がpythonであったので、pythonアルゴリズムに書かれている本の中から、

  • 新しめで
  • アルゴリズム図鑑と類似の話題を扱っており
  • コードとコードの説明がしっかりしていそうなもの

を探したところ、本書を手に取った。

どう読んだか

kindleで読んでいた。流れとしては、本文を読み、コードをPCで開いてコードの解説を読んだあと、自分自身でコードを写経するということの繰り返しをした。頭から終わりまで、この方法で一通り進めた。9月9日に購入したようなので、3週間で読んだようだ。

読んだ感想

一言で言うと「いい意味で地味」。(少なくともkindleでは)2色刷りとかになっていないし、淡々とした説明が続くので、飽きやすいといった可能性はある。しかし、裏を返せば無駄な記載がなく、必要な説明をすることに専念されているともいえる。コードについての説明もかなり詳しく書かれていると感じている。

また、コードについても、base Python(という言い方があるのだろうか。)で一からアルゴリズムやデータ構造を構成しており、理解につながりやすい工夫がなされていた。また、変数の命名方法や、条件処理など「ほーなるほどそう書くとスッキリするな」と私のレベルで思うところも多く、単純にpythonのコーディングの勉強にもなった。

上記のとおり「いい意味で地味」であるのでパッと見で面白さがわかりにくい可能性もある。そのため、「アルゴリズム図鑑」のアプリや書籍で興味を持った後に、自分で具体的にpythonで実装してみたいと思ったなら、手に取るのが良いのではないだろうか。

今後どう読んでいくか

割と詰め込み感があったので、ことあるごとに見返すことになると思われる。ダイクストラとA*アルゴリズムがちょっとあやしい。また、本書で扱われていないアルゴリズムについても、ぐぐりながら自分で構成してみる、といったことができるレベルまでは連れてきてくれたと思うので、必要に応じて知識を広げたい。

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